きみをたどる
きみを たどってゆきたい
はじめてみる あさがおの葉の
葉脈を ゆびでさわる
こどものように
きみの ながれを
たどってゆきたい
みず かぜ くさ
いき ふるえ ゆらぎ
きみの かたちは
しろい のはらのようだ
きみのうえを 旅してゆきたい
おずおずと ふるえるゆびで
きみの こころは
のはらのむこうに
はるかに かすんで
とりとめない ことばは
なにひとつ ききとれない
きみに たどりつけるのか
わからないけれど
はじめてきく 異国の
音楽に みみをすます
こどものように
きみを たどってゆきたい
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