二度目の冬に
あたたかいだろう?
でも 近づきすぎてはいけない
手を出したらだめだよ
とても あぶないものだから
あれは ぼくたちにはふれられない
あれくるう力のかけらなんだ
おもしろいうごきの炎に
さわってみたくて
きみはいま なみだをためて
じだんだを踏んでいる
でも あれを手にとることができる日は
ぼくたちには やってこないんだ
そのことに気づく日
きみが きちんと絶望するように
けれども 絶望しすぎないように
いのっているよ
いまは ねむくなってきたきみのために
ちいさな声で一曲うたおう
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